人類は衰退しました 第９話 ８／２７ あらすじと感想 #jintai #人類は衰退しました

「人退世紀XX79年、人間さんは増えすぎた妖精さんたちを孤島に移民させて、既に半月が過ぎた。孤島に建設された都市は妖精さんの第二の故郷となり、妖精さんたちは、そこで子を生み…」（ナレ：永井さん）という、ゲーム「シム妖精さん」でしたw。 　冒頭は、「わたし」ちゃんたちが、何やら漂流する予感のシーン。 　その少し前、妖精さんたちが増えすぎて、イジメのような陰湿な事件が発生したり、鬱から復帰しない妖精さんたちが多く見られるようになりました。そこで、お爺さんが妖精さん移民計画を建て、先遣隊として「わたし」ちゃんが数名の妖精さんを連れて出かけることになりました。 　ボートに乗って出かけることになるのですが、桟橋で妖精さんを宥めている間に、その桟橋が壊れ、漂流するハメになる「わたし」ちゃん。溺れて流れ着いたとこは、孤島でした。食料も何もない状態でしたが、妖精さんは居ました。 　当初は鬱になっていた妖精さんでしたが、「わたし」ちゃんを女王に担ぎ上げて、建国のために働き始めると、活き活きとしていきますw。というか、スゲー技術力w。でも、最初は、材料に乏しく原始的な道具しか作れないで嘆く妖精さんが可愛いw。 　それでも、島を開発し、女王としての「わたし」ちゃんの住居まで作っていったのは凄いですな。しかも、パイナップル発電まで開発。どこぞの国の電力問題を解決して欲しいものだw。ちなみに、「わたし」ちゃんの女王としての責務は「お菓子作り」らしいw。 　しかし、その妖精さん文明にも陰りが見え始めた。まぁ、巨石文明にありがちな末路ですな、モニュメントを作り過ぎて自然破壊して、資源が枯渇していく。女王たる「わたし」ちゃんは、脱出を決意しますが、それを阻止するかのように、雨雲が島を長期に渡って覆いつくします。 　何と、その雨雲は、鬱の妖精さんが生み出した鬱雲だったのです。結局、鬱雲の影響か、または、自然破壊の結果か、島は崩壊して、「わたし」ちゃんは、砂浜に流れつきます。目覚めた「わたし」ちゃんに、妖精さんたちは、またもや、建国を促しますが、「わたし」ちゃんの一声で解散w。		人類は衰退しました (ガガガ文庫)
そこに、お爺さんと助手さんが迎えに来ます。まぁ、正確には島が一つなくなったのを調査しに来たんだと思いますが、「わたし」ちゃんの行方不明を聞いてやってきたには違いない。「わたし」ちゃんは、ちょっと懐かしい人からゲンコツをもらうのでした。つづく。 　ちなみに、有名ゲーム「シム・シティ」みたいな「人類は衰退しました版シム・シティ」とか、「シム・妖精さん」みたいなゲームが欲しいと思いましたさw。 　それにしても、妖精さんて、同類に対しては、異常なまでにクール（あるいは、冷酷？）ですよね。何か、秘密があるのでしょうか？
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