人類は衰退しました 第１１話 ９／１０ あらすじと感想 #jintai #人類は衰退しました

学生時代と妖精さんとの出会い。 　今回は、「わたし」ちゃんの学生時代のお話らしいです。「わたし」ちゃんは実年齢より遅く入学したらしく、イジメを受けていたらしい。まずは、寮の自室に入ろうとすれば、南京錠で扉が閉ざされていた。 　メモが挟んであり、謎かけらしく、次の場所にもメモが置いてあった。結局、自室の扉は、巡回していた寮母ロボが解錠してくれたのだが、このイジメをやったのは、Yちゃんらしいのだ。 　この頃のYちゃんは、「わたし」ちゃんに、かなり辛く当たっていたようだ。また、クラスでも、「わたし」ちゃんは浮いた存在だったために、風評被害も多数。「わたし」ちゃんは、完全に人間不信に陥っていった。 　それでも、飛び級すれば、実年齢に合った学年に入れるとあって、「わたし」ちゃんは勉強を続け、良い成績をとっていった。クラスの中で、一人だけ、「巻き毛」ちゃんが「わたし」ちゃんに好意的であったが、「わたし」ちゃんは彼女こそイジメの首謀者と思っていたようだ。 　この学校の校長は、お爺さんの知り合いらしく、心配して、「わたし」ちゃんに声をかけてきている。「わたし」ちゃんは、学生時代から妖精さんに興味を持っていたようだ。精神的に、そろそろピークに達していた頃、廃墟？で一人の妖精さんを救出する。 　妖精さんを連れ帰った「わたし」ちゃんは、妖精さんとの初会話？を果たす。このとき、妖精さんが甘い物好きであることが判明している。あるとき、「わたし」ちゃんは、孤独を嘆き、呟いてしまう。その呟きを聞いた妖精さんは、何かをした。 　気がつくと自室前に居た「わたし」ちゃんだった。「わたし」ちゃんは、見事に進級を果たした。そうすると、イジメも自然と減ったのだが、今度は、「わたし」ちゃんを追って、「巻き毛」ちゃんが飛び級してきたのだ。 　イジメに遭う番は「巻き毛」ちゃんになった。見かねた「わたし」ちゃんは彼女に声をかけ、警告するが、逆に懐かれてしまうw。「巻き毛」ちゃんは、「わたし」ちゃんの部屋に押しかけてきてルームメイトにw。		人類は衰退しました (ガガガ文庫)
「巻き毛」ちゃんに指摘されて「わたし」ちゃんはケーキを焼いていたことに気づく。誰のために？。「巻き毛」ちゃんに強引に誘われ、「野ばら会」なるお茶会に出席することになった「わたし」ちゃん。つづく。 　今回は、「わたし」ちゃんの過去に触れる回ですが、理知的なところは変わってないのですが、人間関係は良くなかったみたいですね。その辺が妖精さんの力で変わったというところでしょうか。 　「わたし」ちゃんがイジメの関する発言は、なかなか鋭い指摘です。実際は、もっと酷いことになってることもありますしね。あまり関わりを持とうとしない教師の姿が印象的でした。先生なんて、あんな感じなんだろうね。まぁ、先生は学力を鍛えるだけの役割だけを担っていれば、いいと思うのですが…。現実では、より多くのことを期待されてしまっているようでw。テレビドラマ等で持ち上げ過ぎなんだよねw。 　ちなみに、「マリみて」がモチーフになっているようですねw＞「野ばら会」
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