絶園のテンペスト 第１１話 １２／１５ あらすじと感想 #zetsuen

探し得ぬ犯人。 　緊迫した状況は続く。しかし、風向きは変わった。吉野くんの言葉で、やる気になった葉風ちゃん。ヒントは、目前の白骨にあった。 　左門さんは、真広くんと吉野くんに対する説得を続けようとするが…。その頃、夏村さんは、エヴァンジェリンさんを救いに来た潤一郎さんに封じられていた。やはり、達人だが、戦う理由がエヴァンジェリンさんの揺れる胸ってw。気持ちは判るけどw。 　木人形を通じた超時空通信では、同じ物体と術者の体の一部が離れた場所に必要となる。この原理を応用すれば良い。真広くんは、葉風ちゃんの白骨を媒介にすれば良いと主張、彼女も、それに気付く。 　しかし、問題は時空を超えるために必要な供物である。ここまで来て、左門さんがゲロったw。用意周到な左門さんは、島に供物を隠し、さらに、樽に左門さんの血を染み込ませてあることを話してしまう。意外にプレッシャーに弱い人だねw。 　ここに至って、葉風ちゃんは供物探しに島中を駆け回ることになる。葉風ちゃんは吉野くんに生涯、感謝すると誓っている。そのとき、左門さんのところに愛花ちゃん殺害犯に関する連絡が届く。真広くんは、左門さんの時間稼ぎも読んでいたらしい。		絶園のテンペスト 1 (ガンガンコミックス)
何と、鎖部一族の中に犯人は、いないらしい。鎖部一族では殺人は最大の禁忌とされ、犯した場合は処罰されるらしいが、「はじまりの樹」の許しがあれば問題ないらしい。その会話を聞いていた葉風ちゃんは魔法探索に掛からない人物に思い当たった。 　彼女は「絶園の樹」の姫宮の存在に気付いたのだ。この姫宮であれば、鎖部一族の魔法には引っ掛からない。つづく。 　「絶園の樹」の姫宮の候補は、愛花ちゃんとエヴァンジェリンさんですかねぇ。でも、女性とは限らない気もします。でも、未登場のキャラである可能性もありますね。まだまだ、先は長そうです。 　以前の記事で「愛花ちゃんは予言のような言葉を残していますが、やはり、彼女には巫女のような力があったのでしょうかね？。あるいは、「絶園の樹」が守護していた娘だったのだろうか？」と書いて、「絶園の樹」の守護を受ける者の存在を疑っていました。この者の存在は、「絶園の樹」と「はじまりの木」が対になっていることから導き出せる話だったのですが、本当に、その通りだったw。 　以前の記事で「葉風ちゃんが、樽に呪文か、魔法を込めて、魔具と成し、その魔具を現在の人物、例えば、吉野くんが発動させることによって、葉風ちゃんを呼び戻せそうな気がする」と書いたのですが、今回の超時空転移方法の回答に、ちょっと近かった？w。 　ここまで来ると、「はじまりの樹」が人類（あるいは生物）を創り、「絶園の樹」が人類に「知恵（文明）」を与えた、ということが判ってきた感じですね。鎖部一族の魔法で、文明の産物を供物とするのは、「絶園の樹」を弱らせるためなのでしょう。だとすれば、「絶園の樹」の魔法使いは生物を供物とするのだろうか？
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