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インストール奮戦記(第三期)レポート (Puppy Linux 4.3.1jp編) #linux
今回は、噂の軽量Linuxの一つ、Puppy Linuxのインストールに挑戦してみました。動機としては、古いPCを何とか生かそう、題して「まだだ…、まだ戦える!」というものですw。
対象機種は、IBM ThinkPad 570E(メモリ:128MB、Windows2000プレインストール)です。Windows2000を生かしたままのデュアルブート、Puppy Linuxフルインストールを目指しました。
まずは、パーティションを変更しなければならないので、Windowsパーティションのデフラグからです。OS付属のデフラグツールを数回使って、デフラグを行いました。
その後は、Gpartedを使ってパーティションを変更しました。最初は、Puppy Linux用に1パーティションを割り当てていたいのですが、トラブルもあって、最終的にはシステム用とデータ用の2パーティションを用意しました。トラブルについては後述します。もちろん、スワップパーティションも切ります。
パーティション分割後にWindows2000を再起動して、汎用ディスクとして分割したパーティションを認識させる必要があります。そうしないと、もう一度、Windows2000を再起動したときにブルースクリーンになって起動不能になってしまいます。わたしは、これをやってしまい、手持ちのCD-ROMでMBRをfdisk /mbrで復帰させるハメになりました(汗)。
次は、Puppy Linux 4.3.1jpをインストールです。ここで、ハマってしまいました(汗)。Puppy LinuxのCDからブートさせても、ハードディスクを検出できなかったのです。今まで、何度か、Linuxをインストールしてきましたが、こんなことは初めてでした。ちなみに、別に用意していたGpartedでは検出できてます。
いろいろ調べたり、試行錯誤を繰り返しているうちに、以下のブートオプションが有効であることがわかりました。
acpi=force
このブートオプションをつけてPuppy Linux CDで起動し、フルインストールを行いました。フルインストール自体は、それほど難しいものではなかったです。参考にしたページを見ながら簡単にできました。
忘れていはいけないのが、Grubのmenu.lstに「acpi=force」を追記しておくことでした。
これで、PCを再起動して、インストール完了となります。
Puppy Linuxは非常に軽快に動作します。使い勝手も、かなりいいです。しかし、デフォルトエディタは日本語と半角英数字が混じると表示が乱れることがわかりました。これでは困るので、こちらのページを参考にして、デフォルトエディタをLeafPadに変更しました。
さて、先ほどのトラブルですが、軽快なPuppy Linuxですが、その軽快さとトレードオフのような形で信頼性に問題があるようです。もっとも、わたしが不勉強なだけで、解決方法があるのかもしれません。
そのトラブルですが、不意打ちの電源断などでデスクトップが壊れるのです。たまたまですが、Puppy Linux使用中に電源コードを引っ張ってしまい、電源が切れてしまったのです。その直後、再起動したら、デスクトップのアイコンが全く無く、壁紙も灰色に…。復帰方法を調べてみても、再インストール以外に確実な方法が見つからなかったのです。実は、普通に使っていても、ゴミ箱アイコンが消えてしまったりしました。
こんなことがあったので、システム・パーティションとデータ・パーティションに分けたのです。そうすれば、何かあっても、システムだけ再インストールすれば、被害を最小限に止められます。
実際、この信頼性には驚きました。Vine Linuxも使っているのですが、こちらは電源断直後も、起動時にディスクチェック処理を行いはするものの、他はノープロブレムでした。
まぁ、古いPCをこれだけ軽快に使えるのですから、多少の不便さは受け入れないといけないのかもしれません。でも、ユーザとしては改善をお願いしたいところです。
多少の癖はありますが、確かに、この軽快さは魅力的だと思います。
ちなみに、対象Linuxディストリビューションとして、XubuntuとLbuntuも試してみましたが、インストールできませんでした(汗)。いかに軽量Ubuntuとはいえ、メモリ128MBはきつかったようです。それを考えると、これだけ軽快に動作するPuppy Linuxがいかに貴重かがわかりますね
パピーリナックス 日本語版
http://openlab.ring.gr.jp/puppylinux/
対象機種は、IBM ThinkPad 570E(メモリ:128MB、Windows2000プレインストール)です。Windows2000を生かしたままのデュアルブート、Puppy Linuxフルインストールを目指しました。
まずは、パーティションを変更しなければならないので、Windowsパーティションのデフラグからです。OS付属のデフラグツールを数回使って、デフラグを行いました。
その後は、Gpartedを使ってパーティションを変更しました。最初は、Puppy Linux用に1パーティションを割り当てていたいのですが、トラブルもあって、最終的にはシステム用とデータ用の2パーティションを用意しました。トラブルについては後述します。もちろん、スワップパーティションも切ります。
パーティション分割後にWindows2000を再起動して、汎用ディスクとして分割したパーティションを認識させる必要があります。そうしないと、もう一度、Windows2000を再起動したときにブルースクリーンになって起動不能になってしまいます。わたしは、これをやってしまい、手持ちのCD-ROMでMBRをfdisk /mbrで復帰させるハメになりました(汗)。
次は、Puppy Linux 4.3.1jpをインストールです。ここで、ハマってしまいました(汗)。Puppy LinuxのCDからブートさせても、ハードディスクを検出できなかったのです。今まで、何度か、Linuxをインストールしてきましたが、こんなことは初めてでした。ちなみに、別に用意していたGpartedでは検出できてます。
いろいろ調べたり、試行錯誤を繰り返しているうちに、以下のブートオプションが有効であることがわかりました。
acpi=force
このブートオプションをつけてPuppy Linux CDで起動し、フルインストールを行いました。フルインストール自体は、それほど難しいものではなかったです。参考にしたページを見ながら簡単にできました。
忘れていはいけないのが、Grubのmenu.lstに「acpi=force」を追記しておくことでした。
これで、PCを再起動して、インストール完了となります。
Puppy Linuxは非常に軽快に動作します。使い勝手も、かなりいいです。しかし、デフォルトエディタは日本語と半角英数字が混じると表示が乱れることがわかりました。これでは困るので、こちらのページを参考にして、デフォルトエディタをLeafPadに変更しました。
さて、先ほどのトラブルですが、軽快なPuppy Linuxですが、その軽快さとトレードオフのような形で信頼性に問題があるようです。もっとも、わたしが不勉強なだけで、解決方法があるのかもしれません。
そのトラブルですが、不意打ちの電源断などでデスクトップが壊れるのです。たまたまですが、Puppy Linux使用中に電源コードを引っ張ってしまい、電源が切れてしまったのです。その直後、再起動したら、デスクトップのアイコンが全く無く、壁紙も灰色に…。復帰方法を調べてみても、再インストール以外に確実な方法が見つからなかったのです。実は、普通に使っていても、ゴミ箱アイコンが消えてしまったりしました。
こんなことがあったので、システム・パーティションとデータ・パーティションに分けたのです。そうすれば、何かあっても、システムだけ再インストールすれば、被害を最小限に止められます。
実際、この信頼性には驚きました。Vine Linuxも使っているのですが、こちらは電源断直後も、起動時にディスクチェック処理を行いはするものの、他はノープロブレムでした。
まぁ、古いPCをこれだけ軽快に使えるのですから、多少の不便さは受け入れないといけないのかもしれません。でも、ユーザとしては改善をお願いしたいところです。
多少の癖はありますが、確かに、この軽快さは魅力的だと思います。
ちなみに、対象Linuxディストリビューションとして、XubuntuとLbuntuも試してみましたが、インストールできませんでした(汗)。いかに軽量Ubuntuとはいえ、メモリ128MBはきつかったようです。それを考えると、これだけ軽快に動作するPuppy Linuxがいかに貴重かがわかりますね
パピーリナックス 日本語版
http://openlab.ring.gr.jp/puppylinux/
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