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インストール奮戦記(第三期)レポート (TinyCoreLinux 3.4jp on Libretto50編) #linux

 さて、今回は軽量Linuxの限界に挑戦してみましたw。Libretto 50(メモリ:32MB)に軽量Linuxをインストールしてみようと…w。題して、「こ…、こいつ…、動くぞっ」ですw。

 インストール作業ですが、最初は、テキストベースで使えればいいと思っていたのですが、段々とエキサイトしてしまいましてw。ただ、今回のレポートでは、完全にインストールは完了していません。とりあえず、X Windowが起動した程度です。

 まずは、対象Linuxディストリビューションの選択ですが、3つほど候補にしました。Puppy Linux、SLAX、TinyCore Linuxです。ちなみに、Puppy Linux on Libretto50は、既に、実行された方がいらっしゃいました。この実行の記事を読んだときは、さすがに、びっくりしてしまいました。また、この例があったので、TinyCore Linuxの可能性を見てみたかった、というのもあります。

 最終的に、TinyCore Linuxを選択することになりました。SLAXは試みてみたのですが、ブートオプションを変更してもハードディスクを検出できなかったので断念しました。Puppy Linuxについては、別記事で書いた通り、多少、信頼性に問題があるので、今回は外しました。サーバ的な使い方をしたいので。つまり、TinyCore Linux on Libretto50を目指すことになったのです。

 インストールのための道具ですが、Librettoから取り出したハードディスクにOS関連ファイルを書き込むために、Puppy LinuxをインストールしたPCとIDEtoUSB変換アダプタを準備しました。また、独立したブートが未だ難しいので、Grub4DosのためにDOS起動フロッピィディスクも準備しました。

 まずは、Librettoから取り出したハードディスクをIDEtoUSB変換アダプタでPCに接続し、パーティション分割とフォーマットを行います。この作業はPuppy Linuxで行いました。

 このパーティション分割におけるスワップ領域の大きさが1つのポイントになります。未だに、適正な値が得られていないのが現状です。今回は、164Mib~180Mibくらいを使ってます。

 ハードディスクのパーティションは、TinyCore Linuxの通常インストールを参考にして、システム・パーティション、エクステンション・パーティション、スワップパーティションに分割しました。

 ここからが強引なインストールですw。通常のTinyCore LinuxはRAMにスワップ領域とRAMディスクを作って高速に起動します。しかし、32MBのRAMしか持たないLibretto50で、この起動方法は無理です。実際、やってみたのですが、かなりエラーが発生します。でも、テキストモードなら動作するようです。

 そこで、RAMディスクに展開するはずのルートシステムをハードディスクに先行展開する方法をとりました。実際、この方法に気付いて、調べてみたら、世界は広いもので、既に考えていた方がいらっしゃいました。

 具体的な方法ですが、インストールCDのbootディレクトリにあるtinycore.gzを解凍してシステム・パーティションに展開します。

gzip -d tinycore.gz

cpio -i < tinycore.gz


 展開し終えたら、CDのbootディレクトリをシステム・パーティションにコピーします。

 次に、CDのtceディレクトリとomakeディレクトリをエクステンション・パーティションにコピーします。
(2012/03/21追記:
以下のコマンドが抜けてました。このコマンドを実行しないと、アプリがダウンロードできないです

chmod -R 755 /mnt/hda2/tce

)

 次に、ハードディスクをルートシステムにするように、Grub(今回ははGrub4Dos)のmenu.lstを変更します。ちなみに、Xorgで起動するので、2番目のメニュー項目を選択することになります。

title TinyCore Linux 3.4 jp(Default)
root (hd0,0)
kernel /boot/bzImage root=/dev/hda1 lang=ja_JP.utf8 kmap=jp106 tz=Asia/Tokyo noutc nozswap showapps vga=785 tce=hda2 restore=hda2 opt=hda2

title TinyCore Linux 3.4 jp(Xorg)
root (hd0,0)
kernel /boot/bzImage root=/dev/hda1 lang=ja_JP.utf8 kmap=jp106 tz=Asia/Tokyo noutc nozswap showapps vga=785 tce=hda2 restore=hda2 opt=hda2 lst=onboot.lst.xorg

title TinyCore Linux 3.4 jp(Netbook (include wireless driver))
root (hd0,0)
kernel /boot/bzImage root=/dev/hda1 lang=ja_JP.utf8 kmap=jp106 tz=Asia/Tokyo noutc nozswap showapps vga=785 tce=hda2 restore=hda2 opt=hda2 lst=onboot.lst.netbook


 menu.lstで指定するブートオプションでは、エクステンションなどの位置をhda2になるように指定、RAMスワップを作らないように指定(nozswap)します。なお、今回は試行レベルなので、指定が間違っている可能性もありますので、ご注意ください。変更したmenu.lstはGrub4DosをインストールしたDOS起動フロッピィにコピーします。


 次に/etc/X11/xorg.confの修正です。TinyCore LinuxはデフォルトではXvesaが起動するようなのですが、Libretto50には対応していないようです。まぁ、古いしねw。ちなみにXvesaを起動すると、黄色画面になったり、デスクトップがチラッと見えたりするんですが、直ぐに、黒画面になってしまいます。

Section "ServerFlags"
Option "BlankTime" "5"
Option "StandbyTime" "6"
Option "SuspendTime" "10"
Option "OffTime" "15"
EndSection
Section "InputDevice"
Identifier "Generic Keyboard"
Driver "kbd"
Option "XkbRules" "xorg"
Option "XkbModel" "jp106"
Option "XkbLayout" "jp"
Option "CoreKeyboard"
EndSection


Section "InputDevice"
Identifier "Mouse9"
Driver "mouse"
Option "Device" "/dev/input/mice"
Option "Protocol" "IMPS/2"
Option "ZAxisMapping" "4 5"
Option "AlwaysCore"
EndSection

Section "InputDevice"
# Identifier "Configured Mouse"
# Driver "mouse"
# Option "CorePointer"
#
Identifier "Mouse0"
Driver "mouse"
Option "Device" "/dev/input/mouse0"
Option "Protocol" "IMPS/2"
Option "Emulate3Buttons" "off"
Option "ZAxisMapping" "4 5"
EndSection

Section "InputDevice"
Identifier "Mouse1"
Driver "mouse"
Option "Device" "/dev/input/mouse1"
Option "Protocol" "IMPS/2"
Option "Emulate3Buttons" "off"
Option "ZAxisMapping" "4 5"
EndSection

Section "Monitor"
# Identifier "Configured Monitor"
Identifier "Libretto LCD"
VendorName "SHARP"
ModelName "TFT LCD Display Panel"
HorizSync 30-64 # multisync
VertRefresh 50-100 # multisync
# Option "DPMS"
# ModeLine "640x480" 28.3 640 664 760 800 480 491 493 525
# ModeLine "640x480@16bpp" 28.3 640 648 668 808 480 490 502 525
# ModeLine "640x480@16bpp2" 25.175 640 672 728 826 480 489 501 526
EndSection

# Section "Device"
# Identifier "Configured Video Device"
# Option "SWCursor" "true"
# Option "AccelMethod" "EXA"
# Option "XAANoOffscreenPixmaps" "true"
# EndSection

Section "Device"
Identifier "LinuxFrameBuffer"
Driver "fbdev"
EndSection

Section "Screen"
# Identifier "Default Screen"
# Device "Configured Video Device"
# Monitor "Configured Monitor"
# DefaultDepth 24
Identifier "Screen0"
Device "LinuxFrameBuffer"
Monitor "Libretto LCD"
DefaultDepth 16
# Subsection "Display"
# Depth 16
# #Modes "640x480@16bpp"
# Modes "640x480"
# ViewPort 0 0
# Virtual 640 480
# EndSubsection
EndSection


 実際、xorg.confの修正は大変でした(汗)。ちょっとした修正なら経験があったのですが、今回はほとんどまるごとだったので(汗)。いろいろ参考にしましたが、かなり試行錯誤しました(汗)。気がつかなかったのは、svgaドライバが廃止になっていたことです(汗)。代わりに、fbdevドライバを使っています。

 以上で、おおよその準備が完了です。準備が終わったハードディスクをLibrettoに戻し、DOS起動フロッピィ上のGrub4Dosから起動します。以下は、起動したときのX Windowの画面です。ちなみに、X Windowの起動まで数分かかりますw。クロックアップしたLibrettoだったら、もう少し早いかもw。あるいは、ハードディスクの代わりに、CFディスクなら少し変わるかもしれません。

110425-01.jpg 110425-02.jpg 110425-03.jpg

 画面を見ていただければわかりますが、どういうわけか画面下部に表示されるはずのメニューが表示されてないんです。どうしてだろ?。でも、右クリックでメニュー表示が出来たので、termを起動してみました。


 この画面を見たときには、感動でしたねw。この小さいリソースのLibretto50で動作できるTinyCore Linuxは、かなり凄いと思います。

 今回のレポートは、ここまでです。以下に、現在までの問題点と課題を挙げておきます。

[問題点]
(1) ハードディスクに先行インストールしたために、クリーンインストールから数えて2回目の起動で読み込むエクステンションがおかしくなってエラー発生。起動スクリプト(tce-setupまたはtc-config)の修正が必要かもしれない。

(2) X Windowのデスクトップに表示されるはずのメニューが表示されない。

(3) 適正なスワップ領域の大きさがわからない。適正でない場合、起動時にエラー発生。この問題は、かなりシビア。

[課題]
(1) ネットワーク接続
(2) Grubによる独立起動


本家
http://distro.ibiblio.org/tinycorelinux/


ダウンロード
http://sourceforge.jp/frs/index.php?group_id=5207


参考ページ

http://fun.matrix.jp/tc/

http://tinycore.b.sourceforge.jp/2010/12/19/tiny-core-linux-%e6%97%a5%e6%9c%ac%e8%aa%9e%e5%8c%96-v3-4-%e3%83%aa%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9/

http://distro.ibiblio.org/tinycorelinux/faq.html

http://ubuntuforums.org/archive/index.php/t-1000688.html


http://www.asu.ac.jp/hachi/v2/tinycoreInstall.html



http://gr8idea.info/os/tutorials/tiny-core/install.html


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